塗装のプロに聞く塗装のメリットとデメリットとは?外壁や屋根を塗り替える必要性を解説します!

塗装の塗り替えメリットについて

外壁塗装や屋根塗装は建物の外部を美しく保つだけでなく、長期的な保護を目的に施工します。ですが、時間が経つにつれ劣化が進み、メンテナンスが必要になります。劣化の原因は気候などの環境起因によるもの、そのまま劣化を放置するとどうなるか、なぜ塗り替えをしないといけないのかを詳しく見てみましょう。

目次

建物の塗装の役割とは?

外壁塗装

建物の塗装の役割は、「住宅の保護」を行う為です。保護と言ってもどんなものから保護するのか?一番は住宅の環境起因による建物から守る為です。住宅は常に太陽光、雨、風、雪、湿気、温度変化などの環境起因の影響を受けています。外壁や屋根の塗装がなければ、屋根や外壁から湿気による腐食、浸水などの建物そのものに影響を与えてしまいます。その様な原因となる外的要素から家を守るのが建物の塗装の役割です。

ペンキー君

建物の塗装って何の為にするのかを分かってないと大変な事になるんだね…

黒澤さん

そうだね!塗装の目的は「建物の保護」だね!ただ、保護するといっても色々な要因で劣化が早まる事もあるんだよ!

外壁塗装のメリットについて

実際に外壁塗装のメリットがあるのかみてみましょう。

防水と耐候性の向上
外壁、屋根塗装は建物の外部を雨、雪、風、紫外線などの気象要因から建物を保護します。建物に合った適切な塗装によって外部からの水分の侵入を防ぎ、建物の外壁素材や内部構造を守ります。また、紫外線からの保護により、塗装表面の劣化を遅らせます。

外観の維持
外壁、屋根塗装は建物の外観を美しく保ち、長期的に建物を綺麗な状態にします。選択した塗料の色や仕上げによって、建物を外的要因から守り、ご自身の好きな色へ変える事ができ、ご自宅を魅力的に見せることができます。

建物維持のコストパフォーマンスが良い
定期的な塗装メンテナンスにより、建物の寿命を延ばし、悪化した箇所の修復にかかるコストを抑え、削減する事ができます。外壁の劣化が進行する前にメンテナンスを行うことは、建物を維持するコストパフォーマンスが良くなります。

湿気から守り、カビ・藻から保護する
塗装は建物を湿気、カビ、藻から保護してくれます。湿気が建物内部に浸透するのを防ぎ、健康的な居住環境を維持します。

塗装の役割により、外壁、屋根塗装は建物の寿命を延ばし、外観を美しく保ち、維持するコストパフォーマンスに貢献する事などのメリットがあります。また、建物を外部要因から保護し、快適で安全な環境を維持するのにも貢献します。

ペンキー君

建物を色んな事から守ってくれるのが塗装なんだね!

黒澤さん

そうだね!特に日本の住宅は木造が多いから外部からの浸水や腐食は建物の寿命を減らしてしまう事にも繋がってしまうんだ。

外壁塗装のデメリットについて

良い点もあれば、気を付けるべき点も存在します。デメリットを知っておくと外壁塗装の際、失敗しない塗料の選び方にも大きく影響してきます。どんな点がデメリットか解説します。

工事費用が高額
外壁塗装は一般的に工事に高額な費用がかかります。特に大規模な建物や複雑なデザインの外壁の場合、塗装作業はコストが高くなります。塗装会社によって費用も大きく変わるので、見積依頼をしっかり行いましょう。

工事中生活に不便が発生する場合がある
塗装工事は工事に必要な足場がかかり、飛散防止シートを張る場合、洗濯物を干したり、外観を覆う形でシートを張るので、玄関周りやベランダ作業の際に、普段の生活にご不便をおかけする事があります。また、足場作業と洗浄作業は周りの住宅へ騒音でご迷惑をおかけする事もあります。

塗料の劣化
塗料自体も年数が経つと劣化します。選択する塗料によっては短い耐久年数や目的に合わない塗料で工事した場合、早期に色あせなどの劣化症状が発生することがあります。

ペンキー君

外壁、屋根塗装はメリットもあればデメリットあるんだね!塗り替えはタイミングもあるから、分からない場合は塗装施工会社に相談してみるといいね!

黒澤さん

その通り!良い事ばかりではないからね!デメリットも知っておくと、実際塗り替えする時に塗装施工会社に相談しやすくなるからね!

外壁塗装の塗り替えは計画と実施に際して考慮すべき大きなメンテナンスです。外壁塗装を行う場合、建物の状態、予算、環境要因などを考慮し、適切な塗料と施工プロセスを選択することが品質に影響します。定期的なメンテナンスを行う事で、デメリットを最小限に抑え、外壁塗装のメリットを最大限に活かすことができます。

塗料の耐久年数は?

一般的な外壁塗装工事で使われる塗料を例に、塗料の耐久年数について深堀します。ただし、塗料の耐久年数は使用される条件や施工品質、メンテナンスなど多くの要因に依存します。当社ではお客様のご要望をお伺いした結果の塗料としてご提案させて頂きます。

塗料別耐久年数グラフ
無機塗料
耐久年数:20年以上
フッ素塗料
耐久年数:15年前後
シリコン塗料
耐久年数:7~13年
ウレタン塗装
耐久年数:5~7年

塗料の耐久年数は、適切な施工などのメンテナンスが行われた場合の一般的な目安です。ただし、気候条件や地域によっては寿命が異なることがあります。建物の場所や外部環境、気候条件を考慮して、最適な塗料を選択し、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

ペンキー君

塗料の耐久年数だけじゃなくて、気候や環境起因で想定の耐久年数より早く劣化してしまうのは、ある程度予測が必要かな?

黒澤さん

そうだね!地域によって気候条件も環境も変わってくるから、絶対はないと思ってた方が良いね。東北地方は地震や水害も多いから定期的な自宅のチェックが必要だね!

塗料の特徴を把握する事が重要

人気でよく使われているオススメ塗料

初めて外壁、屋根塗装を行う方は費用面を考慮されると思います。ただし、安いからといって金額だけで塗料や施工会社を選ぶと失敗に繋がってしまいます。まずはご自宅に合う塗料は何か、考慮すべき気候の特性、外壁素材は何かなどあなたに適した施工プランを作成しましょう。

シリコン塗料はこちらをご確認ください!

フッ素塗料についてはこちらをご確認ください!

塗料の耐久性についてはこちらをご確認ください!

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この記事を書いた人

・仙台日東エース株式会社営業担当
・一級塗装技能士(国家資格)所持
・塗装職人歴20年以上
【自己紹介】
子供の頃から父親と一緒に塗装現場に出入りするようになり、気づけば10代から塗装職人の世界に入っていました。
お客様からの「ありがとう」を頂ける仕事をすること、塗装職人としての誇りを持ち続ける仕事ををすること、家族に自慢できる仕事をする事こそが私の信念です。

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