POINT
塗り替えをお考えの方にお伝えしたいこと
長年外壁塗装を行っていると、「他社で塗りかえたばかりなのに、もう塗装が剥がれてきたので見てほしい」という依頼をいただくことがしばしばございます。当社ではそのようなことが起きないように細心の注意を払っておりますが、塗装業界でのこういったトラブルはいまだに無くならないのが現状です。ここでは、塗装を依頼した際に注意すべきポイントを4つご紹介します。
無資格業者への依頼は避けましょう
塗装会社を選ぶ際、見落としがちなのが「その会社に、資格を持っている職人がいるかどうか」というところです。塗装工事には国家資格である「一級塗装技能士」という資格があります。この資格は必須ではありませんが、資格所持者は“実務経験”と“塗装の正しい知識”を持っています。そのため、塗布量や乾燥にかかる時間も計算することができるのです。しかし、無資格の職人はそういったことを知らないケースが多いことから、施工しても塗装が剥がれるなどのトラブルに繋がるケースが多くあります。トラブルを防ぐためにも、その業者が資格を所有しているか確認するようにしましょう。
格安が謳い文句の業者は要注意
塗装のトラブルで一番多いものとして、塗膜(ペンキの膜)の剥がれが挙げられます。これは格安を謳い文句にした業者を利用した際によく起こるトラブルです。この問題の対策が難しいのは、塗装後1~2年が経ってからでないと、塗膜剥がれは起きないという点にあります。
塗膜剥がれの原因は、塗料の乾燥時間の不足や塗布量不足、塗装の仕上がりだけしか考えず、必要以上に塗料を薄めて塗ったり、3回重ね塗りをするところを2回しか塗らなかったりします。塗膜剥がれの対策としては、やはり資格を所有している業者を選ぶことが大切です。
無理な値引きを行う業者に注意
「同じ工事を頼むのであれば、できるだけ安い業者に頼みたい」とお客様が考えるのは当然のことです。しかし安さを求めすぎると、塗装の品質もその分悪くなってしまいます。これは塗装工事だけの話ではなく、格安で引き受ける業者には必ず裏があるといってもいいでしょう。0円には0円の理由があり、100万円には100万円の理由があります。業者としては、安く受注すると利益が残りません。そのうえ塗装に関しては手抜き工事をしてもすぐにはバレないのです。だとしたら、バレないように塗装してしまおう、という状況に陥ってしまうのです。
無理な値引きをすると、お客様も業者も幸せにはなれません。それだけでなく、数年後に塗膜剥がれを業者に連絡しようとしたら、その業者が倒産していた…なんてことが起きることもあります。そのため、無理な値引きを行う業者への依頼は避けるべきです。
塗装だけでなく住宅の内側にも目を向けましょう
外壁塗装は、住まいのキレイな状態を長持ちさせるために行います。しかし、家屋は紫外線や雨風にさらされ続けています。外壁がキレイでも、シーリングと呼ばれる外壁のつなぎ目を埋める部分が劣化していたり、外壁そのものがひび割れてしまったりしていることがあるのです。この状態を放置すると、雨水が建物の内部に侵入してしまい、結果「建物が傷み、さらに工事費用が必要になった」なんてこともよくあります。そのため、防水性を保つことが建物を長持ちさせる一番のポイントです。外壁を塗装する前に、検査が可能な業者に依頼することをおすすめします。建物の劣化状況を把握しないまま外壁の塗装をしても、後々にトラブルの原因となってしまいます。
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